第2回 菌活講座 ミキ仕込み編終了しました。
山北町の共和地区は道々シカやタヌキがふつ~に歩いているようなところです。とっても自然に恵まれて、美味しい水が水道からでてくるところです。
この地域のお水(水道水じゃありませんよ)を使って今回のテーマのミキを仕込みました。
まずはみんなで呼吸をあわせてお米あらい
拝みあらいとも呼ばれているこの洗いかたは、お米一粒一粒の命の重さを感じながらていねいに洗っていく。
これをしるまではお米の重さなんか感じながらあらったことなかったなー、ほんとだ、感じようとするとずっしりと重くなる
命の重さとかいうけど、本当に感じられるんだ~と感動しながら洗っていく
シャラシャラ シャラシャラ
手のなかのお米の感触
水が流れるかんじ
シャラシャラと優しい音を立てながらお米がキラキラと輝いていく、
だんだんと自分が優しくなっていく感じがしていました
自分は荒い気性だからと尻込みせずに、みんなでやったら私もできた
やっぱりお米と向き合ったなら
誰でもこのことに気付いてしまうのかもしれない
どんなものにでも命は宿っているのだろうけど
自分のなかに入っていくお米だからこそ、より大事にする感じがおきていくのかなぁ
そして炊き上がったお粥をぐるぐるかき混ぜて冷ましていくその混ぜ方に
思わず自分の呼吸も合わせたくなる
本当にこのミキは神事だったんだなぁって思いながら
ぐるぐる ぐるぐる
深い深い自分の中に降りていく感じがたまらない
そして少し冷めたお粥にすりおろしたサツマイモを入れると、かき混ぜる重さがフッと軽くなる
それと一緒に心もかるくなってとっても不思議なかんじ
以前にもミキの作りかたを習って時々自宅で作っていたからかな?きいちゃんに学びなおすことで、その時に気づかなかったもう一つ先の深い体験をさせてもらいました
仕込み終わったミキはただ今発酵中
白いトロトロのお粥さんの間から、発酵した泡がぷくぷく浮いてきています
このミキと会話できてしまいそうなくらい、ミキの命やミキの気持ちを感じてありがたくなる~
食べごろになるのが待ち遠しい
ちょっと酸味のある優しいミキちゃん
講座でいただいたミキディップやゆずごしょうミキなど、使いかたもいろいろで、ミキを使ったお料理講座もひらいてほしいなぁ
夜、参加者さんから、早速お腹の調子が良いと連絡をもらったことで、
ミキづくりを思いだし、また優しい気持ちになりました
丁寧に感じながら暮らすことでこんなスペシャルな体験が日常にたくさんある
私たちの生活は豊かさで満たされてるって感動したよ
この事を心から伝えてくれるきいちゃん、本当にありがとう
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